矯正治療の種類と特徴
ワイヤーとマウスピースを使う
どんな歯並びにも対応し、昔から使われているのがワイヤー治療です。
しかしワイヤー治療は痛みを感じることがデメリットで、恐怖心を抱き、なかなか矯正治療ができなかった人がいるでしょう。
そこでデメリットを解消するために生まれたのが、マウスピース治療です。
こちらは歯に負荷を与えないので痛みが少なく、定期的に外せるのでストレスを感じにくいです。
ただマウスピース治療は、大きく歯並びが曲がっている時は対応できません。
つまり可能な症例が限られるので、まずは自分の歯並びを歯医者で調べてもらいましょう。
そして選択肢を聞いて、自分に最も合う方法を選んでください。
もちろんこの時は歯医者に質問して、話し合いながら決められます。
歯医者に言われた注意点を守ること
マウスピース治療を成功させるには、自分の努力も必要です。
ワイヤー治療でもマウスピース治療でも医師から注意点を言われるので、必ず守ってください。
ワイヤー治療の場合は、むやみに矯正器具に触らないように意識しましょう。
舌で矯正器具を触ると位置がずれたり、外れたりしてしまいます。
すると口内を傷つけるので、気になっても触ってはいけません。
マウスピース治療の際は、取り外せる時間を守ってください。
通常は4時間程度ですが、それ以上にマウスピースを外す時間が長くなると効果を発揮できません。
ですからマウスピースを外すなら、時計を見て行動しましょう。
また優しくマウスピースを着脱しないと、歯に負担を与えて歯並びが悪化してしまいます。